MESA/Boogie SUBWAY BLUESマスターボリュームの怪 #7 犯人はお前だ!

さて、more brightnessと称してINPUTに近い250pFのセラコンを外す愚挙に出て失敗。ゲインを上げると発振の嵐なのであわてて戻すも発振はあまり収まらず。

雪の中悶々としながら、V1の5751にデコピンを食らわすとマイクロフォニックノイズのようで「キーン」とよ〜く響きます。(微妙に熱い)

とりあえず、共振の少なそうな球をチョイスしたら元から刺さっていた無印12AX7でした。

しかし、微妙にマイクロフォニックでセンシティブです、天板叩くと盛大に音を拾います。

意を決して、シャシーをあけて電源を入れて音の出る状態にしてV1付近を割り箸で突きます。(危険ですので真似しないでね)

先ほど外して戻した250pFのセラコンが盛大に音を拾います。これぞ本当のコンデンサーマイク?(馬鹿)犯人はセラコンだったのです。

元からホットボンドがちょびっと付いていたのは、共振止めだったようです。メンテナンス性を損なわない程度に、再度ホットボンドでセラコンノ周りを固めます。

無事マイクロフォニックが収まりました。SUBWAY BLUESユーザーでマイクロフォニックノイズにお悩みの方はお試しアレ。

当然のことですが真空管アンプ内は300V以上の高電圧がコンデンサーに残っています。アンプ修理や自作の経験のない方は気軽に内部を開けないように。(メーカーの修理サポートを受けられない場合もあります。)