2013-01-01から1年間の記事一覧

Peavey Classic20  モディファイその2

ちょっと駆け足で、、、、。色々と試行錯誤し、この回路図の定数で落ち着きました。 赤字の部分が改造個所です。ゲインは控えめに変更しつつ 初段で大きくローカットしております。 その後のボリュームのハイパスは試行錯誤がまだ必要で ゲインを下げるとち…

Peavey Classic20  モディファイその1

先日の改造が好評なmusic man 112(110)RD Fifty。 改造とオーバーホールのご依頼で1台お預かりした際に、工賃として頂いてしまったのがPeaveyのClassic20。30はよく見ますが、こちらは生産時期が短かったのかなかなか見かけないアンプです。 実は20年近く前…

BRONX TUBE12モディファイ

気づけば半年ほど更新を怠っておりました。 粛々と修理とかこなしていたのですが、ここに書くようなネタに乏しく、、、。さて、以前に当ブログでも修理したBRONXのTUBE12。 以前に、欲しかったEVのスピーカーが搭載されて格安だったので オークションで落札…

112 RD Fifty mod

以前112RPのオーバーホールと外装張替のご依頼をしてくださったKさんが、「これも是非」ということで、もう一台Musicmanのアンプの外装替えのご依頼をいただきました。昔、これの10インチ版を愛用していましたので、何とも懐かしい感触。 コンパクトで大音量…

'71 Fender Twin Reverbオーバーホール(完結編)

気づいたら10日近くブランクを開けてしまいました。ツインリバーブは無事一発で動作しました。この時期は正規輸入品でも117V仕様を100V仕様として売っている時期でして、117V動作させたときよりちょっと出力が低く歪み出すのも早い感じ。 とはいえ充分クリー…

'71 Fender Twin Reverbオーバーホール(その6)

いよいよ大詰めです。一気にやってしまったので不覚にも作業行程の画像はなし(苦笑)アクシデントとしては、シルバーフェイスでも初期と後期でパワー管のソケットが違うのか、いつも使っているOMRONのPL8だと、取り付け穴の径が小さすぎて使えず。 急遽径の小…

'71 Fender Twin Reverbオーバーホール(その5)

基板が載ったら、あとは集中的に配線していきます。レイアウトとナンバリングした線を照らし合わせながら、時に回路図を見ながら作業です。 40分ほどでここまでいきました。 一部部品が大きくなっているので、ビブラート周辺は少々てこずりました。あとは ・…

'71 Fender Twin Reverbオーバーホール(その4)

ちょっとブランクが空きましたがツインリバーブのオーバーホールの続きです。今回は基板を新調しました。最初は作成しようかとも思いましたが、ヤフオクで自作の基板を出品されている方がいまして、ブラックフェイス期のツインリバーブの基板がありましたの…

'71 Fender Twin Reverbオーバーホール(その3)

昨夜のうちに基板が外れました。凄い波打ちです。再利用は難しいかなと思いますので対策を考えることにします。 また、パワー管のソケットも端子が緩いので交換すべく外しました。オーバーホールと言うよりリビルドの様相を呈して来ました。まだまだ続きます…

'71 Fender Twin Reverbオーバーホール(その2)

さてTwin Reverbの続きです。 今回悩ましいのが、反り返ったメインの基板。どのみちほとんどの部品を載せ換える予定なので、一旦全部外して反りを矯正するか、いっそ新しく作るか悩ましい所。どっちにせよ基板を外す必要があるので、基板についた配線をナン…

VOX AC30 6TB修理

八王子は南大沢のアメリカンなシルバージュエリーのお店R&Bさんからのご依頼で、VOX AC30 6TBの修理です。ヴィヴラートチャンネル以外音が出ないということでお預かりしたら、プリ部のECC83のエミッションが0になっていました。 またパワー管のEL84も1本だけ…

'71 Fender Twin Reverbオーバーホール(その1)

ヤフオクの取引で知り合ったM様の銀パネのツインリバーブ。 71年製と40うん年も経たもので、今回しっかりとオーバーホールしたいとのご依頼です。 今回は時間をかけてじっくり取り組む事になりそうです。既にアンプ部をキャビネットから下ろしたのでアンプの…

Marshall 1959(JCM800期)マスターボリューム取り付け 続き

さて、1959の続きです。 マスターボリュームのお陰で、音量を気にせず各ノブを操作できると色々と怪しい部分が出てきます。一番気になったのが、ボリューム1と2のガリ。過去に数回接点復活剤が吹かれていますが、明らかに寿命なんで交換。そしてプレゼンスも…

Marshall 1959(JCM800期)マスターボリューム取り付け

1ヶ月以上開いてしまいました、久し振りの更新です。 各方面から修理のご依頼を頂き嬉しい悲鳴をあげていたらあっという間に1ヶ月経過って感じでした。さて今回のネタは4つ穴マーシャルのマスターボリューム取り付けです。 モノは座間の名店ラ・リチェッタの…

GUYATONE 業務終了

悲しいニュースです。リンクにもあるguitars-grrrさんによると、GUYATONEブランドを展開している東京サウンドさんが先月一杯で業務を終えたとのこと。東京サウンドホームページ僕にとってはエフェクターメーカーであり、アンプメーカーでした。最初に買った…

作業場リニューアル

既にいたるところに書いていて新鮮味のないネタで恐縮です。当製作所(笑)、作業場は自宅マンションの約四畳半の一室。 キーボードが小さいのである程度の作業はパソコンデスクでこなし、大物は時に折り畳みテーブル(またの名をちゃぶ台)、大物のコンボアンプ…

真空管測定器(エミッションテスタ)

真空管ギターアンプの修理をするにあたって、悩ましいのが真空管の寿命判定。明らかにノイジーだったり、マイクロフォニックが酷いのは有無を言わさず交換しますが、この時点の判断でグレーゾーンなものは悩ましい限り。真空管の値段もバカにできませんから…

BOSS BD-2 モディファイの修理

暮れにいくつかお預かりしたうちの一つ、BOSSのBD-2のモディファイ品がありました。 某オークションで結構売られているようで、通常のBD-2にキー○ー風の改造(トーンの定数をスイッチで切り替え、ある箇所のフィルタのカット、コンデンサ類のアップグレード)…

納屋から発掘

2013年。年が明けてから早くも10日。本年も宜しくお願い致します。さて、昨年暮れに112HD 150EVMの修理をしたK様からこのようなものを頂きました。Music man 112RD one hundredです。 長いこと納屋で眠っていて、納屋解体に際して発掘されたとか。全身埃まみ…