SUBWAY_BLUES
今更、名器Matchlessの回路図を拾いまして、よく見たらマスターボリュームの挿入位置が大変ユニークなのです。フェイズインバーター後で音量調整できる仕組みですが、位相の違う信号を干渉させて音量をコントロールする仕組みです。これをトーンにも応用され…
去る先週水曜日に行われた、小田急相模原のT☆ROCKSのセッションにSUBWAY BLUESを持参してみました。 その前に、マーシャルなどで言うPRESENCEにあたるネガティブフィードバック(以下NFB)の定数を少し変更してみました。NFBの量を減らすことでよりトレブルを…
いろいろとまだ課題点はありますが、まずまずのトーンが得られるようになったSUBWAY BLUES。気になる点はやはりプリアンプのソケットと球の共振。とりあえずこんな感じで対策しました。先日治したMarshallのJCM2000を参考に、耐熱性の配線ブッシュ(グロメッ…
先日のボソボソノイズ以降、なんとも不調なSUBWAY BLUES。海外のフォーラムで素敵な改造例を見て、いじりがてら修理することに。とりあえず高電圧にさらされて劣化している抵抗は取り替えようと思い12AX7のプレートに繋がる抵抗は全部買ったのでした。とりあ…
いろいろ気になって、回路図と実物を見ていたらパワー管のカソードが2本にまとまったところから接続したアースに、1Ωの抵抗をかませば2本のパワー管の合計値でバイアスが図れることが判明。早速プチ改造(画像撮り忘れました。) 早速測ってみるとなんと2本…
結局、トーン切り替えは複雑になるので、ミドルの谷を決める抵抗を150K→100Kに変更するのみにとどめました。(複雑だと故障リスクも高くなるかと思いますしね)抵抗が無駄にでかいです。よく考えずに3Wの金属皮膜をおごりました。また、ちょっと不調だったFAT…
最近、妄想しているアイディアなのですが 通常のギターアンプのトーン回路。赤枠の抵抗値がミドルの谷の周波数を決定します。フェンダー、マーシャル共にここは100KΩ、MESA/Boogieは伝統的に150KΩです。抵抗値が大きいとミドルの谷の周波数は低くなり、それ…
真空管のギターアンプ、それもコンボアンプは真空管にとっては実に過酷な労働環境です。オーディオに比べ高電圧、おまけに逆さ吊りな上に、スピーカーの爆音にさらされます。人間なら過労死必至の劣悪な労働条件です。(苦笑)そんな過酷な条件の真空管を支…
マスターボリュームの怪 #3で紹介した誤ったマスターボリュームの挿入位置よく見たら、マスターの後にリバーブの信号がミックスされていました。回路図上の XからXって繋がっていたのですね。これじゃ音小さくならないわ。勘違い、お恥ずかしい限りです。
さて、more brightnessと称してINPUTに近い250pFのセラコンを外す愚挙に出て失敗。ゲインを上げると発振の嵐なのであわてて戻すも発振はあまり収まらず。雪の中悶々としながら、V1の5751にデコピンを食らわすとマイクロフォニックノイズのようで「キーン」と…
FATモードでの音切れの原因、ジャックかと思い今日の帰宅後に分解を開始しました。FAT側のジャックですが、スイッチつきで画像のようにジャックが入るとONになりトーンコントロールのトレブル側のハイパスのコンデンサの値が上がる仕組みです。(並列の合成…
無事、マスターボリュームが使えるようになったので空いた時間でスタジオで爆音チェック。ちなみに、朝9時からという比較的早い時間。スタジオもすいてて良いものです。ギターはFender MEXの'70ストラトと'69年のSG Jr。傍から見たら超大荷物です。(苦笑)…
さて、V2aとV2bの間にマスターボリュームを挿入した状態でスタジオで爆音チェックしました。結果は惨敗。フェイズインバーターに中途半端に入っていた状態と変らずでした。失意のどん底(大げさですが)で帰宅中、ふと思い立ちます。 プリアンプの回路図の先…
勢いついているので、もう1回更新します。このアンプ、マスター以外にも2点悩みがありまして 1)やっぱ歪みすぎ 2)ハムノイズ多め1)は当方シングルコイルが多いので気づきませんでしたが セッションでレスポール使いの方に使ってもらったら4〜6弦が歪…
最近何かと出番の多い。MESAのSUBWAY BLUESです。 90年ごろのアンプで、EL84のプッシュプル リバーブドライバーも真空管と当時廉価版(10万円以下)としては すばらしく贅沢なアンプです。 ただし、SUBWAY BLUESは1ボリュームと男らしいアンプ 自宅では使え…