MESA/Boogie SUBWAY BLUESマスターボリュームの怪 #1

最近何かと出番の多い。MESAのSUBWAY BLUESです。
90年ごろのアンプで、EL84のプッシュプル
バーブドライバーも真空管と当時廉価版(10万円以下)としては
すばらしく贅沢なアンプです。

ただし、SUBWAY BLUESは1ボリュームと男らしいアンプ
自宅では使えないので、ショップでマスターボリューム改造
という触れ込みの品を入手しました。

しかし、マスターは絞ってもあまり小さい音にならず
効きも変。正直イマイチです。

内部をあけて、回路を追うとびっくり

オリジナルのパワーアンプ部の回路図


マスターボリュームが増設された回路図

フェイズインバーター直後に1Mの2連ボリュームで
コントロールしていますが位置が微妙。
フェイズインバーターの後にボリュームって
はじめてみたのですが、某所で識者の方にに聞くと
ORANGEのTiny Terrorもこの構成とのこと
よく似た構成のVOXのNight Trainも同じく
フェイズインバーターのあとにボリュームです。
しかし、ボリュームの3番端子が接地してないは
ちょっとあんまりです。

意を決してマスターボリュームをパワーアンプ前に
移設することにしました。(続く)