MUSICMAN sixty five 210とりあえず復活

さて、本業が超忙しい上に遠距離めの通勤。休みも出勤となりアンプ修理が捗りません。今、Marshallが1台レイニーが1台、そして近日中にミュージックマンを新たにお預かりする予定ですが、最早限界のようですので新規のお預かりはストップさせてください。スミマセン。

そんなことを言いつつも、自分用のMusicmanを使えるようにしておきたいと思い、最低限のメンテナンスで復活させました。

先ずは1次側の片側が切れたトランス。幸い巻き終わりで切れていたので無事復活。組み込んでみました。
このアンプの故障、あくまでも想像ですが、真空管の周辺が相当焼けているんです。多分球の寿命で相当高熱を帯びたのでしょう。
また、それが原因でトランスが溶断したように思います。
また色々と中途半端に手が入っていました。

画像を撮り忘れたのですが、一番不可解だったのがマスターボリューム。出口のラインに100kΩのポットが追加されマスターボリュームが二段になっていました。
小さい音量域が調整し辛いのでその対策でしょうか?とりあえず交換しちゃいました。

あとは電源の電解コンデンサー。今回はコスト優先でIllinoisをチョイス。

あと錆び錆びだったので真空管のクリップとソケット周りを交換。幸いにもパワー管を駆動するトランジスタは生きていたのでこちら周辺は手をいれず。

そしてとりあえずの復活です。自宅向けの音量から大音量まで使いやすいアンプですね。
余裕ができたらボロボロな外装のリフレッシュをしたいと思います。