MUSICMAN sixty five 212ネット張り替え

部品のオーダー内容もまとまったので、早速いつものギャレットオーディオにオーダーしました。
いつも迅速に発送してもらって、助かっております。
今回はFender銀パネの頃の色合いに近いネットをオーダー。

さて、まずは外装のリフレッシュです。キャビネットからシャーシ、リバーブパン、スピーカー、コーナー金具、キャスターを分離します。


Fenderだとバッフル板とネットが殆ど別で分離可能ですが、Musicmanはバッフル板に直接ネットが張られているタイプ。Marshallなどと同じ感じです。
分解ついでにキャビネットを洗います。経年のヤニ汚れなどはレンジフード用の洗剤(マジックリン)等でゴシゴシやります。
電気的な部分もないので、遠慮なく水洗いです。

水洗い後はベランダで陰干し。


さて、その間にネットを剥がします。ネットはステップラ(タッカー)と呼ばれるホチキスの親分で止められています。これらは千枚通しや細いマイナスドライバー等で根気良く抜いていきます。
古いネットは捨てるのでカッターで切ってもいいのですが、ステップラの針が残っていると、後々の仕上がりが良くないのでここはちょっとがんばります。


きれいにネットが除去できたら、ネットとバッフルの間に積もった埃を綺麗にして、色あせなどがあったら再塗装します。(今回は再塗装はしませんでした)

ネット張りの作業は横方向片面の位置を決めたら、テンションをかけながら反対方向に張っていき、模様の歪みや狂いが無いことを確認しながら張っていきます。今回のFednerタイプのネットの模様のように縦横しっかりしたます目だと神経を使います。

歪みがあったら部分的にステップラを抜いて微修正をします。

左手で引っ張ってテンションを掛けながらステップラを打つので、このくらい大きいと最後のほうは左手がパンパンになります。(痛いのなんの)


無事張り終えました。この後はコーナー金具のリフレッシュです。