Marshall 6101修理
気づいたら10月も中旬。全然更新してませんね。忙しいわけではないのですが、、、。
さて、今回修理でお預かりしたのは、セッション仲間のKさんのMarshall 6101。30thアニバーサリーの多チャンネルアンプ。JCM2000のTSLの基礎となったような感じのアンプです。
先日、某所で行われたブルースセッションに持ち込んだこのアンプ。電源投入後から数分でヒューズが飛んで落ちました。
早速帰りにお預かりして修理することに、、、。
調べてみると、本来-60V〜-30V位で調整できるバイアス回路ですが-22Vくらいしか出ておりません。明らかにバイアスが浅すぎます。これによって、パワー管がやられヒューズが飛んだ模様です。
原因はこのコンデンサ、ぷくっと膨れて死んでます。バイアス回路のノイズ対策?でしょうか。以前お預かりしたJCM900でもこの部分がやられていました。(近年のマーシャルの弱点??)
分解するのに一苦労です。中が狭いのでちょっと知恵の輪状態。
問題のコンデンサだけでなく、今後の保険にブリッジダイオードと抵抗、電解コンデンサも交換しました。
パワー管のEL34を取り替えて、バイアスが正常にかかることを確認。しばらくは大丈夫そうです。