BOSS FT-2 改造

先日、セッション仲間のこむたん氏より。誕生日祝い?ということで格安で譲っていただいたBOSSのFT-2,BOSS製品の中でも短命で珍品です。
古くからの友人が持っていてどんなものか見当は付いています。掛かりかたが異様に地味ながら、最大の特徴はエクスプレッションペダルの外部入力を装備していること。これで面白い実験ができるかなと思っていました。

久々に使ってみると、なんとも地味というか中途半端。歌のバックで大人しくチャカポコやるには良いですが、僕の性格ではそれは無理(苦笑)

回路図を検索していたら、Dico musicさんのブログにヒット。

こちらの記事に改造例があったので、早速手を加えてみました。
BOSS FT-2の改造
BOSS-FT2 & EXP-SEQ シーケンサー

回路図等はDico musicさんのブログをご参照ください。キモは出力付近のハイカットで用いられているコンデンサーの除去とQを深くする改造。
部品調達が間に合わなかったので、音声ラインのコンデンサとIC2にぶら下がるコンデンサの交換はちょっと見送りました。

いや〜、しかし細かいです。表面実装に比べれば作業は楽ではありますが、、、。

そして、サウンドサンプル。今回はお借りしていたBOSSの名器TW-1の初期の銀ネジ仕様と比較してみました。
いや〜派手になりました。ミャウミャウといったニュアンスでTW-1ともまた違う趣。エクスプレッションペダルでも試してみたいですね。

セッティング
ギター(Fender Mexico 70strat PUはKEYSTONE)→FT-2→TW-1→MESA Boogie Studio22(スピーカーはセレッションG12-P80)

レコーダーはアンプの1m前に置いたZOOM H2

各ペダルのセッティングは
TW-1 SENS 12時/PEAK 12時/UP
FT-2 SENS 12時/CUTOFF FREQ 12時/Q 12時/UP

ストラトはネック側のピックアップで、最初にバイパス音
TW-1→FT-2改の順で弾きました。荒い演奏ですがご容赦ください。

サンプルサウンド