BOSS TW-1修理


なんかここ最近の修理お預かりはKで始まるイニシャルの方が多いのです。先のアンプ2台それぞれKさん。そして今回もKで始まるkomutann氏のBOSS TW-1の修理のお話です。

銀ネジ期、スイッチがスケルトンでないので最初期ではないですが、それでも凄く古いBOSSのTW-1。症状はUPではワウが効くのですがDownが無反応ということ。回路図を見ると、Down時にバイアス回路を切り替えています。オペアンプは回路図と異なりRC3403。バイアスは正常に効いているので真っ先に疑って、オペアンプを交換します。

臭い!臭い。なんともいえない強烈な樹脂の焦げる臭いでハンダが溶けます。ヴィンデージハンダもびっくり。家族からクレームが入ります。

オペアンプを変えたらちょっと改善しましたがまだまだ。もう劣化著しいので電源周りのコンデンサを交換します。



コンデンサ交換後、トリムを微調整したら一気に改善。オペアンプも試しに戻すと正常に動きます。疑ってごめんなさい。


ついでにStudio Slowhandさんの記事を元にLEDのON時常時点灯化もやってみました。LEDが少々暗いですが、カッツリ樹脂で固めてあるので交換は難しそうです。