HIWATT LEAD 30R 修理
さて今月も修理稼業は続きます。
お友達のシュウさんからの紹介でお預かりしたのはHIWATTの80年代の廉価版LEAD30R
やはり70年代ロック好きには廉価版であろうとこのロゴには気持ちを高揚させる何かが潜んでおります。
音が小さいと言うお話。確かに小さいしノイジーです。
中を開けてみたら、原因は至ってシンプル。中央に写っていますセメント抵抗の片方の足のハンダが浮いていました。
あとは揺すると電源トランスのコアが動いて盛大なノイズが出るので、トランスのコアのカシメをなおして修理完了。
中身はICとトランジスタなのでアレですが、スピーカーとキャビネットがしっかりしているので音は思いの外悪くありません。
廉価な練習アンプでもそれなりのサイズと音質のスピーカーを奢ったものはやはり良いんですね。