2010-01-01から1年間の記事一覧
友人のこむたん氏より、預かりましたYAMAHAの小型アンプG-10W。豪華な単板キャビネット(それもフィンガージョイント!)小さくてもまじめな作りのアンプです。音が出ないと預かったらスピーカーが死んでいました。スピーカーは6.5インチ、なかなかギター用…
父方の親戚がこのブログを見つけたらしく、「田舎の廃業したキャバレーから引き取ったギターアンプが長いこと物置にあって邪魔なので、そんなにギターアンプが好きなら引き取って欲しい」というので、送ってもらったらびっくりです。ヤマトの「小さな引越し…
早速コンデンサを交換しましたFLIP1000。今回はコストダウンでケミコンは中国製のコンデンサーです。(苦笑)オリジナルよりコンデンサーが小さくなりました。EL34の手前のコンデンサーはストラトのトーン用に使って飽きたオレンジドロップ(0.047uF/600V)、…
SUBWAY BLUESも一段落し、JCM2000も無事引渡しを終えたので、GUYAのFLIP1000のレストアに取り組みます。入手時から比較的真空管も新しく、スピーカーも交換しましたがいかんせん電源の電解コンデンサーはどう考えても寿命です。じゃんじゃん分解して古いコン…
いろいろとまだ課題点はありますが、まずまずのトーンが得られるようになったSUBWAY BLUES。気になる点はやはりプリアンプのソケットと球の共振。とりあえずこんな感じで対策しました。先日治したMarshallのJCM2000を参考に、耐熱性の配線ブッシュ(グロメッ…
先日のボソボソノイズ以降、なんとも不調なSUBWAY BLUES。海外のフォーラムで素敵な改造例を見て、いじりがてら修理することに。とりあえず高電圧にさらされて劣化している抵抗は取り替えようと思い12AX7のプレートに繋がる抵抗は全部買ったのでした。とりあ…
修理完了ということでお渡ししたJCM2000ですが、ちょっと使って頂いていたら、時々バリバリッ!と謎のノイズ。自宅では再現しなかったので、平謝りの上再度引き取り。念のために、プリアンプ周りのカソードのコンデンサなどを交換したりしながらチェック、犯…
いろいろ気になって、回路図と実物を見ていたらパワー管のカソードが2本にまとまったところから接続したアースに、1Ωの抵抗をかませば2本のパワー管の合計値でバイアスが図れることが判明。早速プチ改造(画像撮り忘れました。) 早速測ってみるとなんと2本…
発注していたEL34のマッチドクアッドが届きました! エレハモのEL34です。早速、チェック用の中古管から交換してバイアス調整です。下に見える3端子のセンターと端の電圧を測定し、横のトリムで90mvにあわせて完了です。 FenderのThe Twin以降はバイアス調整…
行きつけのライブハウス小田急相模原のT☆ROCKS様からのご依頼で修理預かりとなりましたMarshallのJCM2000 DSL100です。突然音が出なくなり、その後、ヒューズを替えて音が出るようになったものの、時々「バリバリ」と凄い音がするそうです。中をあけて、原因…
結局、トーン切り替えは複雑になるので、ミドルの谷を決める抵抗を150K→100Kに変更するのみにとどめました。(複雑だと故障リスクも高くなるかと思いますしね)抵抗が無駄にでかいです。よく考えずに3Wの金属皮膜をおごりました。また、ちょっと不調だったFAT…
最近、妄想しているアイディアなのですが 通常のギターアンプのトーン回路。赤枠の抵抗値がミドルの谷の周波数を決定します。フェンダー、マーシャル共にここは100KΩ、MESA/Boogieは伝統的に150KΩです。抵抗値が大きいとミドルの谷の周波数は低くなり、それ…
昨日、友人のライブに行きまして、ライブ中に表題のペダルが壊れてブチブチとノイズが出るので、半ば強引に修理するからと引き取ってきました。 DODのマスタースイッチです。 USAメイドのこのシリーズ、使っている部品は良質でスイッチが弱いのが難点ですが…
ちょっと深夜なんで控えめの音量ですが録り直しました。 セッティングはDepthがフル、Speedは真ん中くらい。ギターはいつものFender Mexicoの'70ストラト(リンディWoodStock'69)にMESAのSUBWAY BLUESです。http://www.bea.hi-ho.ne.jp/dahnishi/music/Down_…
その「水中サウンド」にすっかりはまったDanelectroのChicken Salad。元ねたのUNIVIBEとの類似性について調べてみました。UNIVIBEの回路図。 4段のフェイザーみたいなもんですが、回路図左下のLFOで駆動された電球の周りを4個のCDSが取り囲み、そこで揺れを…
ユニバイブに似ているという話と中古で格安(1680円)だったので出来心でポチっとしました。大きなうねりの中に小刻みなうねりが隠れていて、気持ちの良いうねり方をします。言われてみれば大変ユニバイブに似ていると思います。しかし、自分で触ったことのな…
昨日FLIP1000にZOOMのH2を立てて ジャズマスター繋いで適当に弾いた音源です。http://www.bea.hi-ho.ne.jp/dahnishi/music/STE-008.mp3ジャズマスターって、あのブリッジゆえにリゾネーターみたいな響きになるんですよね。
真空管のギターアンプ、それもコンボアンプは真空管にとっては実に過酷な労働環境です。オーディオに比べ高電圧、おまけに逆さ吊りな上に、スピーカーの爆音にさらされます。人間なら過労死必至の劣悪な労働条件です。(苦笑)そんな過酷な条件の真空管を支…
ジムダンロップのストラップロック。ロックピンの定番のひとつですが、意外とCリングの着脱に難儀をされている方が多いようです。 今日質問がありましたので、自分のやり方をまとめておきます。You Tubeで拾った例。 指先に100万馬力の力を宿したアメリカ人…
マスターボリュームの怪 #3で紹介した誤ったマスターボリュームの挿入位置よく見たら、マスターの後にリバーブの信号がミックスされていました。回路図上の XからXって繋がっていたのですね。これじゃ音小さくならないわ。勘違い、お恥ずかしい限りです。
さて、more brightnessと称してINPUTに近い250pFのセラコンを外す愚挙に出て失敗。ゲインを上げると発振の嵐なのであわてて戻すも発振はあまり収まらず。雪の中悶々としながら、V1の5751にデコピンを食らわすとマイクロフォニックノイズのようで「キーン」と…
FATモードでの音切れの原因、ジャックかと思い今日の帰宅後に分解を開始しました。FAT側のジャックですが、スイッチつきで画像のようにジャックが入るとONになりトーンコントロールのトレブル側のハイパスのコンデンサの値が上がる仕組みです。(並列の合成…
昔はワウは欠かせないアイテムで、必ずボードに20年選手の初期のジムダンロップのGCB-95 Cry Babyが鎮座しておりましたが、重いし調子悪いので軽くて安くて持ち運びしやすいワウを探しておりました。ARCTECやTECH21のKILLERなんちゃら(笑)、リイシューされ…
無事、マスターボリュームが使えるようになったので空いた時間でスタジオで爆音チェック。ちなみに、朝9時からという比較的早い時間。スタジオもすいてて良いものです。ギターはFender MEXの'70ストラトと'69年のSG Jr。傍から見たら超大荷物です。(苦笑)…
BOSSのSD-1で育ったので、割とBOSSのペダルは好きなんです。なによりこのデザイン。工業デザインとしても優秀だと思います。そんな優秀な工業デザインに無駄にスイッチつけました。ブツはOD-3。 環境によっては低音が出すぎるので、トーンのコンデンサをBD-2…
さて、V2aとV2bの間にマスターボリュームを挿入した状態でスタジオで爆音チェックしました。結果は惨敗。フェイズインバーターに中途半端に入っていた状態と変らずでした。失意のどん底(大げさですが)で帰宅中、ふと思い立ちます。 プリアンプの回路図の先…
さて、マスターボリュームの位置を考察します。 同じ時期のMESA/Boogieの上位機種、BLUE ANGELにヒントはありました。http://www.freeinfosociety.com/electronics/schemview.php?id=506これをSUBWAY BLUESの回路に置き換えるならV2aとV2bの間に入れるとよさ…
勢いついているので、もう1回更新します。このアンプ、マスター以外にも2点悩みがありまして 1)やっぱ歪みすぎ 2)ハムノイズ多め1)は当方シングルコイルが多いので気づきませんでしたが セッションでレスポール使いの方に使ってもらったら4〜6弦が歪…
我が家のチューブアンプ三兄弟の長男です。Fender JAPANのTRAD TUBE 10RプリIC、パワー6V6で、個人的には「HYBRID CHAMP」と呼んでいます。数年前、改造しまくりのジャンク品を4千円もしない値段でゲット。 入手したときには既にエフェクトループが撤去され…
最近何かと出番の多い。MESAのSUBWAY BLUESです。 90年ごろのアンプで、EL84のプッシュプル リバーブドライバーも真空管と当時廉価版(10万円以下)としては すばらしく贅沢なアンプです。 ただし、SUBWAY BLUESは1ボリュームと男らしいアンプ 自宅では使え…